ニュース

位置:
中電圧インフレータブルキャビネット(C-GIS)
2024-05-22
GIS は Gas Insulated Switchgear (ガス絶縁開閉装置) の略で、主にバスバー、遮断器、CT、PT、断路器、アレスターなどを組み合わせたものです。私たちがよく目にする配電盤で、高圧配電装置とも呼ばれています。

 

Medium Voltage inflatable cabinet (C-GIS).png


高電圧配電装置には次の 3 種類があります。

1つ目は、空気絶縁型の従来型配電装置で、AISと呼ばれます。母線は露出しており、空気と直接接触し、遮断器は磁器柱型またはタンク型になります。葛州壩発電所はこのタイプを採用しています。

2 番目のタイプは、H-GIS と呼ばれるハイブリッド配電装置です。バスバーはオープン型で、その他は六フッ化硫黄ガス絶縁開閉装置です。

3 つ目のタイプは、六フッ化硫黄ガス絶縁完全密閉型配電装置です。英語の正式名称は GAS—INSTULATED SWITCHGEAR、略して GIS です。GIS の利点は、設置面積が小さく、信頼性が高く、セキュリティが強力で、メンテナンス作業が最小限であることです。主要コンポーネントのメンテナンス間隔は 20 年以上です。

 

C-GISは設置面積が小さく、外部環境の影響を受けず、信頼性が高いという特徴があるため、石油化学冶金、鉱業、開発区、都市鉄道車両輸送、高層ビル、高地などでの利用が増えています。現在、C-GIS市場を独占している上位8つの外資系企業とその合弁企業は、ABB、シーメンス、アレバ、マレーシアのTAMCO、韓国のヒュンダイナンジ、日本のAEです。

 

C-GIS には 2 種類の構造があります。

円筒型とキャビネット型。円筒型には、シーメンスの8DA10/8DB10、アレバのWIA、WIBなどがあります。現在の構造はキャビネット型へと発展しています。例えば、シーメンスはキャビネット型の8DC11やNxplusモデルを開発しており、アレバもキャビネット型のGMAやWS型を開発しています。キャビネット型C-GISは総需要の約70%~85%を占めています。内部部品の配置は、バスバー-絶縁/接地スイッチ-遮断器の相対位置により、上中下配置、下中上配置、後中前配置の3種類があります。電圧レベルとしては、主に12kVレベル、40.5kVレベル、24kVレベルがあります。電流容量としては、海外のC-GISも定格電流が2500Aであるのに対し、中国では一般的に1250Aに達し、中には2000Aに達するものもあります。~2500A。絶縁媒体としては、現在主に低圧SF6ガスが使用されていますが、乾燥圧力空気、N2、SF6 + N2混合ガスなどの他のガスも使用され始めています。使用部品としては、現在主に真空遮断器が使用されています。断路器と接地スイッチは、3ステーションの断路/接地スイッチを組み合わせたもので、バスバーはプラグイン構造になっています。エアチャンバーとしては、現在、シングルエアチャンバー、ダブルエアチャンバー、マルチエアチャンバーがあります。C-GISはハイテク製品であり、現代的な加工設備、加工技術、溶接技術を必要とすることが多いため、加工製造に対する要求が高いです。

PRE:ALready the first page
NEXT:Already the last page